藍い月と…


唇を強く噛み締め、ギュッと拳を握り締めた




――宛もなく歩き続けた場所に

小さな公園が佇んでいた

だからアタシは迷いもなく公園に向かった

そしてベンチに腰を掛け、

満月の空を見上げる

一面には何億万個の星々

その一面に堂々と明かりを

灯す綺麗な満月






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