不器用な恋愛 私とあなた
視線を反らし テーブルを拭く




彼の影が私の影とぶつかった
顔が上げれない



心臓が破裂しそうに早い




グイ!
腕を引っ張られ 彼と視線が交わった





「土曜日 朝8時に家に来い!」






それだけ言って出て行った
後ろ姿をずっと見つめていた





土曜日何があるんだろう
しかも 8時って早くない?





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