Secretな関係




「ゆあー」


家に帰り、荷物を部屋に置いて戻ってくるとそう裕也に呼ばれた。


「…どうしたの?」


いつも通りに戻っている裕也に少し戸惑いながらもどこかほっとした様子で駆け寄る。


「あっち向いて」


「ホイ?」


「違う」


あっち向いてホイかと思った〜っていうのは冗談で指された方を向き裕也に背を向ける。


髪を一度右に寄せ前に持ってくる。

裕也の大きな手が触れるのに少しドキドキしながら待つ。


ふわっと手を回されたかと思うと、


「はい」


そう出来たと合図を出される。


それはあの時買ったペアネックレスだった。


「わぁ〜綺麗だね〜」


「うん、似合ってる」


「ありがとう…あ!裕也も向こう向いて!」


私もつけてあげようと思いそう言ったのだけど…
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