Secretな関係




少し待つと美味しそうなお粥が出てきた。


「ふーふーしてあげよっか?」


「猫舌じゃないので大丈夫です!」


「えー?そう?あ、そうだ!あーんしてあげる!」


「だっだだ大丈夫です!」


「ちぇー」


「悔しがらないで下さい」


「へいへい」


もう!


でも…こんな風に明るくしてくれるのはとても嬉しい。


重い空気…が軽くなった気がする。


最近、コンビニのお弁当ばかり食べていたから…暖かい作りたてのご飯が一層美味しく感じた。
< 325 / 370 >

この作品をシェア

pagetop