Secretな関係




それから少ししてまたインターフォンの音がなった。


「はーい」


この頃には望くんのお粥や薬が効いたのか体は大分楽になっていた。


何も言わずにーっと笑う春奈の姿見え、部屋に通す。


「来たよー!望くんと入れ替わり!夕飯担当ですよ!」


「えっ!そんな…ありがとう」


本当に私って周りの人に恵まれてるなと実感できた。


「いいえ!ってゆあちゃんは寝ててね?お夕飯まで時間あるし…私は静かに買ってきた漫画読みますから!」


「うん…」


望くんと言い多分静かに出来ない人がお見舞いに来てくれている…よね?

いや、嬉しいけどね?
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