星の雫~超極秘のお姫様~

三日月の夜に


――――――――――――――――――――――――――・・・・・・・・・







「レオ、来るかなぁ・・・」



夜。



あたしは、窓にへばりついていた。





カーテンは閉めていない。


窓からは綺麗な三日月が見えていた。






「星は・・・・・・見えないなぁ。」



探してみたんだけど、1つも見えなかった。


あたし、星、見た事ないんだよね。

見てみたいとは思うんだけどなぁ・・・。












「・・・レオ・・・・・・・」



無意識に、呟いていた。



そのことに気付き、顔が熱くなる。





< 54 / 229 >

この作品をシェア

pagetop