幕末パノラマ




「まさ……か」



嫌な予感がもくもくと心の中で湧いてくる



真夏は...もしかしたら





「多分っ、お前のっ、思ってる事は……正しいとっ、思うぞっ...ぅぁっ」




ニヤリと嫌な笑みで笑う古高




「くそっ!!!」



ガンッと柱を殴ると顔を歪めずにはいられなくなる




時間がないっ


このままだと真夏は……





本当に俺の手の届かないところに




行ってしまうーーーー。





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