幕末パノラマ

君の名





ーーー・・・


「もらいっ!」



パクっと一口彼女のアイスを食べる俺




「あ〜っ!!!」



一番美味しい所を俺に食べられ、大声をあげる彼女




「馬鹿春!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ッ〜!」



「って、そんな殴るなよ」


ポコポコと殴る彼女の手を掴むと顔を近づける



涙目で牙をむく彼女、まるでそれは人に懐くことのない猫





「ひどいっ!」



「いーだろ、わざわざ俺はカロリーをシェアしてあげたんだぞ?」




「別にしなくてよかった!」





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