secret heaven〜彼らは確かにそこにいる〜
モエさんを見たからといって何か反応があるわけでもなく、ハナビシさんは心底困った顔をしていた。
クドちゃんは自由人だと感じたが、まさかモエさんまでもが自由人なのだろうか。
今の所、この二人に強調性というものを垣間見る事がない。
「ハナビシ!!腹減ったぞー」
ほら、今まさにその瞬間だ。
さすが自由人だとも言える言動
と、言うか掴み所が無さすぎる。
『こら、話を逸らさない!!』
「あたしが言ってんじゃないよ!!あたしの腹が言ってんの!!」
確かに、今日のクドちゃんはコーヒーを飲んだだけだ。
二日酔いだったと言っても、この時間となればお腹が空いても仕方ない。