secret heaven〜彼らは確かにそこにいる〜
「いーやー!!ちょっとこっちこないでよ!!」
目を閉じてた方がいいと言われたけど、私のせいでこうなってしまったのだと思うから、1人だけ目を背けるわけにはいかない。
フロントガラス越しに事の行く末を見守る私。
すると、男たちの半分を連れて逃げ回っているクド。
あ、れ?
てっきり勇敢に立ち向かっていくものだと思っていたのに…
ハナビシさんだって、あの男たちをどうにか出来ると思っているから、あんな事言ったんじゃ…。
目の前に広がる光景に私は戸惑うばかり。
「…あの、クドは大丈夫なんですか?」
まだ私が出ていった方が役に立てる事があるかもしれない。