焦がれて
眼が覚めればいつの間にか日が昇っていた
まぶしくて勢いよくカーテンを閉める
あ、デジャブ
前にもあったな
そんなことを思いながらボーっと過ごす
お昼を食べて、またボーっと過ごす
メールの作成画面を開き文字を書いては消し、書いては消しを繰り返す
外から流れる音楽が耳に入りはっと時計を見れば、時計の針は真っ直ぐな直線を描いていた
6時…
もう無理だ
今から送るのはさすがにわざとらしすぎる
また泣きそうになっているときだった