焦がれて



立ち尽くすあたし



"ショーヘイのこと好きなんだっけ?"


頭の中で田嶋くんの言葉が蘇る



塞がらない傷口が疼く



ショウヘイ君、か


ショウヘイ君もあたしが好きだと思ってて

それで、一緒に帰ろうってことなのかな



やだなそういうの


自意識過剰過ぎるでしょ



なんて、心のもやもやをショウヘイ君にぶつけてみる



プツッという音に続いて響き渡るチャイム



我に返って走っては見たもののもちろん遅刻


遅れて入った教室ではショウヘイ君の視線が痛かった




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