とけていく…
そして、一通り絶叫系を堪能したあと、紫はベンチで伸びていた。
見兼ねた涼は、自販機で買った冷たい缶ジュースを差し出し、隣に座る。
「あ… ありがと…」
それを受け取ると、紫は栓を開けて、飲み始めた。
「大丈夫? お前、全然絶叫系ダメなのな。」
彼は「ハハハっ」と大きく笑った後、烏龍茶の缶に口つけた。
「あたしは涼がそんなに絶叫系に強いなんて思ってもなかったわよ…」
手で顔を仰ぎながら、紫は力なくそう答えた。
「姉ちゃんが生きてた頃、鍛えられたからな、俺は。」
「ふ〜ん…」
前方に見えるメリーゴーランドには、たくさんの客が馬にまたがり、回って
いた。楽しそうな笑顔を浮かべている彼らを、手を振りながら写真を撮るその人々を何となく眺めていた紫は、そのままの姿勢で涼の顔を見つめていた。
「涼は、変わったね」
「あ? そう?」
突然そんなことを言い出す紫に、彼は目を点にしてびっくりしていた。
「お姉さんが亡くなる前の目に戻った。」
ニコッと微笑む紫。そんな彼女の顔をまじまじと見つめていると、紫は再び口を開いた。
見兼ねた涼は、自販機で買った冷たい缶ジュースを差し出し、隣に座る。
「あ… ありがと…」
それを受け取ると、紫は栓を開けて、飲み始めた。
「大丈夫? お前、全然絶叫系ダメなのな。」
彼は「ハハハっ」と大きく笑った後、烏龍茶の缶に口つけた。
「あたしは涼がそんなに絶叫系に強いなんて思ってもなかったわよ…」
手で顔を仰ぎながら、紫は力なくそう答えた。
「姉ちゃんが生きてた頃、鍛えられたからな、俺は。」
「ふ〜ん…」
前方に見えるメリーゴーランドには、たくさんの客が馬にまたがり、回って
いた。楽しそうな笑顔を浮かべている彼らを、手を振りながら写真を撮るその人々を何となく眺めていた紫は、そのままの姿勢で涼の顔を見つめていた。
「涼は、変わったね」
「あ? そう?」
突然そんなことを言い出す紫に、彼は目を点にしてびっくりしていた。
「お姉さんが亡くなる前の目に戻った。」
ニコッと微笑む紫。そんな彼女の顔をまじまじと見つめていると、紫は再び口を開いた。