帝国学園王国



陸の言葉が終わると生徒達は順に教室に戻っていく。



『よし、あかりお疲れ様。そしてプラチナになってくれてありがとう。』


陸はニッコリ笑いながら言った。


『ううん。お礼を言わなきゃいけないのは私の方だし…。ありがとうね?』


『あかり。ずるい。』


『どうしたの?』


『俺は。これでも抑えてるんだからさ。それは分かっといて?』


『うん?』


『だーかーら、あかりの気持ち考えないで無理矢理俺のモノにはしたくないんだ。』


『え…』

それって、私の事好きだって言ってるように聞こえるよ……?



『でもあかりにどんどんハマってくと、歯止めが効かなくなるかもよ……?』






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