202号室の、お兄さん☆【完】
みかどちゃんへ←―――

『親愛なる楠木 みかどちゃんへ。

お便り、ありがとうございました。

栞を、頬に寄せて目を閉じたら、
香るはずはないのに、
花忘荘に咲き誇った花たちの映像と香りが、感じられました。』
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