最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「良いよ」



断る理由がない為、頷く。



「それじゃ、杏のお迎えよろしく!後15分だし、駐車場で待ってて?」



「…わかった;;」



内心、“またかよ”と頷きながら、芽から渡された車のキーを持ってお店を出る。

芽と食事に行く時、必ずと言えるほど、杏ちゃんのお迎えに行かされる。

私は別に構わないけど、泣かれちゃうとちょっとね;;

パパやママが来るのを待ってたんだから。




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