最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
こんなヤツ、助けてやるもんか!



「自分で何とかすれば?」



「佐由美ー…!;;」



「――入れてやればえぇやんけ。何なら俺は帰るしな」



なのに、井ノ原さんは何を言うのよ;;

真太郎に殺されそうな祐太郎に優しくして、何が残るの?

もしかしたら私たちまで……?;;



「開けるけど、一緒に死んでくれる?;;」



「なんちゅう日本語や;;」



1人で死にたくはないけど、井ノ原さんとなら、まぁ……まぁ、良いか。
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