男装姫と愉快なオオカミさん1(更新停滞中)
「煩い……。黙れ…」
「ぎゃぁ!?」
突然聞こえてきた低音ボイス。
ガクガクと壊れたロボットのような動きで、声がした方を見た。
「………」
「………」
「………なんだよ」
「何でもありまひぇん!!」
怖いよ!何この人…。
さっきの小林先輩よりかは幾分かは柔らかい視線。
でも、その人の口から紡ぎ出される低音ボイスは地獄の閻魔様みたい……。
てか、噛んじゃったよ!
恥ずかしい!!