先輩に恋してもいいですか?
「あれ?......ない...」

上靴がない....

もしかして.....持って帰っちゃった?


「優姫、どうした?」

「あ、あのね上靴がないの」

「え?.....」

私は一緒に登校してきた凉姫先輩にいってみる

「優姫....それって....」

「どうしたの?凉姫先輩.....」

凉姫先輩は何か考え事をしている....

「優姫、今日は絶対1人で行動すんな
山下にも事情話して絶対どこでも
1人で行動しないようにしろ.....
しばらくな....トイレでもだぞ?」

「.....?わかりました」

なんでだろ?

ま、凉姫先輩の言うことだから正しいかな?


「ヒュー朝から熱いねー」

この声は......

「お前らほどじゃねーよ」

やっぱり、佐藤先輩と結衣ちゃんだ!

あ、事情説明しなきゃ

「あのね、結衣ちゃ....「山下、ちょっといいか?」

話をさえぎったのは凉姫先輩

「湊、ついてくんなよ?
優姫、湊の相手してやってくれねーか?」


「.....はい」

「おい!相手って....俺が年下みてーじゃねーか!」

「いいですよ?佐藤先輩が年下でも....」

別に大して変わらないだろうし...

「俺がよくねーよ!」

んー?何がよくないんだろ....

「てか、なんで結衣がつれていかれたんだ?うさぎちゃん!」

「あ、たぶん今朝きたら私の上靴がなくなってたんでその話かと....」

「うさぎちゃん.....それって....」

「それって?」

なんなんだろ....みんなこんな反応だし


「湊くーんいこっ?」


「お、結衣いこう」

タイミングよすぎじゃん!

ま、いっか....





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