sweet wolf





あたしは顔を上げた。

すると、蓮の切れ長の瞳と視線がぶつかった。

さっきまでの狂気はすっかり静まり、いつもよりずっと優しい目をしている。

あたしの身体を甘い痺れが走る。

鼓動は依然として速い。






蓮は黙って手を差し出し……



あたしは、ゆっくりとその手を握った……





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