sweet wolf




そして、沈黙に耐えきれなくなった女が、とうとう口を開いた。




「今日くらい、いいでしょ?

また、ナマでさせてあげる。

あなたのカラダ、忘れられない」





セフレがいたことくらい、分かっている。

理解している。

だけど、現実にこんな話を聞いたら





……辛い。

胸がぞうきんみたいに絞られて、悲鳴を上げている。






女はそっと蓮の胸に手を伸ばした……




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