今日も笑って嘘をつく

………でも、あの憎い母親に似たことなんて嬉しくない。




まぁ、ひとつ感謝するなら姉と顔が似なかったことかな。


姉は完全に父親似だし。
仏壇の写真をみたら一目瞭然だ。





よかった。よかった。

あの姉と同じ顔だったら吐きけがする。







「よそ見してんじゃねーよ!」


ーーーシュッー。





その言葉に続くようにして後ろから拳が飛んできた。



とっさに私はスクールカバンを盾にしてなんとか持ちこたえた。






あっぶな。完全に自分の世界に入ってた。




いくら弱そうだからって油断は禁物だからね。

< 68 / 143 >

この作品をシェア

pagetop