蘭王の秘密
「悪かったな。」

遼がいきなり言った。

咲「気にしないで。ってか、私、何日くらい寝てた?」

遼「約一ヶ月。」

咲「そんなに、寝れるんだ…。」

遼「夢の中で誰かにあったりしたか?毎日の様に咲蘭、泣いてたから…。」


私、毎日泣いてたの⁈

そうだよね…。折角、会えたと思った、晴翔に見送られてたから。

咲「気にしないで。」

遼「あぁ。」

遼は、素っ気ない態度で言うと、私の頭に手をのせて、ニコっと、笑った。



ドッキ////////



何?この感情。今まで感じた事のない、胸の痛み。


私は、病み上がりから来るものだと、思い、また、眠りについた。
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