総長からの「愛してる」Ⅱ
『ありがとう』
「ああ。廉寝てるけど、起こすか?」
『今は大丈夫。ぼーっとしてないから』
美愛がスケッチブックに言葉を書いていく姿を見て実感する。
今の美愛は、助けなくちゃいけねえ。
認めるとか、そういうことの以前に救わなくてはいけないと感じさせる。
『海斗はどうしてここに?』
「………あー、まあお前を心配して。」
『無駄な偽善に構う暇はないから帰って』
………なんつうか、美愛はわかってた上で今まで黙ってたのか。
俺がお前を嫌いだということは、あんまり表に出さないようにしてたんだけどな。