総長からの「愛してる」Ⅱ
「ね、美愛。」
視線を廉也から奏に移せば、視界に入ってきたのはいたずらっ子のような瞳。
……嫌な予感しかしない。
「水着、見せて。」
…………。
私は黙って180度回転し、奏を視界から消す。
「絶っっっっ対に嫌。」
断固拒否。
水着なんて恥ずかしい。
下着のようなものだと思えば楽なんだろうけど、全然そう思えない。
そもそも、そういう最中だと、下着姿なんて一瞬だし、それ以上な思いが働くから平気なだけで。
水着なんて、あんな露出で何時間もいるんでしょ?!
無理。
絶対に無理。