シュガーメロディ~冷たいキミへ~

ひとりが帰りの仕度をはじめたら、それに倣うように鞄を持って皆がガタガタと音を立てて席を立ち始める中、茶髪くん……あらため、今野くんの言葉に、賛成、と声が上がった。



「あそこ、確かご飯系もあるよね!もう夕飯でよくない?ワッフルはデザートで頼む感じで」


「あ、いいなそれ!てか俺ら、初日から仲良すぎ!」


あはは、と笑いながら言った水無月くんの言葉に、だよねー!と皆が笑う。


わいわいと盛り上がりながら教室を出ると、廊下はすでに夕焼けのオレンジが差し込んできていた。



「梨音も行くよね?」


隣を歩いていたこのみちゃんが、楽しそうに笑ってそう訊いてきた。


私は、微笑んで頷く。



「うん。行きたい」


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