*ちぇりーダーリン*
「ごめん…。」


またしょんぼりしちゃって…。

さっきなんか…。


うあー。


思い出したら
また恥ずかしくなってきた。


あたしは、顔を隠した。


「あっ。キリヤ。
話の途中だったね。なに?」


「ん…いや…。じゃあな。」


そう言って反対の方へ
歩いていった。


「へ?…ばいばい。」


あたしは、
キリヤに流されるようにして
別れた。


変なキリヤ。


「カナキ??帰るの?」


「あ…。うん。」


あたしとリョーヘイは、
家に帰ることした。


リョーヘイとキスしたことを
思い出す度に
恥ずかしくなって
自分のしたことが信じられなかった。
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