虹のソラ
なぜか、秦夜のことがもっと知りたくなってきた。


帰ってきたよ、ここに。
「うぅぅぅーんっ。やっぱ、ここはいいねぇ。」
「いや、俺的には東京がいい。」
「えぇー、地元はいいもんだぁ。」
あたしはひとりでトコトコと歩き始めた。
「ちょっと待ってよ!」
「はぁー?」
止まらずに歩き続ける。
「なんで、先に行っちゃうのさー。」
ぴたっと止まる。
「はいはい、一緒に行けばいいんでしょ。」
「そーですよ♪」
「ついでに・・・。」
あたしは自分から、手を出した。」
「あ、ありがたく思いなさいよ?!」
「分かってますって♪」


今日の初デート&初キスの嵐は終わった。
なんだか・・・楽しかったかも!
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