体操座りと救世主
「そんなわけないやろ!龍にとって愛はすべてではない!龍は、広い世界を知らんから愛に執着しとっただけで!もっとたくさん世界を見るべきやったんよ!こんな呪いなんか残して…誰が幸せになったん?」
「…」
「戸上ももっと広い世界を知るべきよ。もっと生きないかん。俺が笑ったら戸上の世界が輝くなら、いくらでも笑うよ。でも考えるのはやめん。戸上を死なせたら、たぶん俺は一生笑えんなる。」
「タケ…」
「みんなが幸せになれるように俺は考えるよ。ギリギリになるかもしらんけど、龍の名前思い出して、絶対戸上を助けるよ。」
救うのは戸上だけではない。愛も龍も、それから俺も。