美形生徒会長様をハントせよ!
「ごめ゛ん゛ね゛ぇぇぇ!!うぇっぐ」

私の涙は止まらない。



「何泣いてんだ、バカ」

私の大好きな人の声が。

「がいぢょ、」

「負けたぐらいで泣くな」

会長はしゃがんで私と同じ目線にしてくれる。


「俺は笑った。‘お前らしいって’」

「でも、メアドぉぉ」

負けちゃったしっ、

「それは教えられねぇ」

勝つのが条件だったし…。
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