Snow Love. ~大好きなキミへ~
その理由は、もう知ってる。
「俺な、彼女がいるんだ」
「うん……。知ってるよ……」
「そっか……。もう、付き合い始めて2年と半年くらいになるかな。俺、今でもそいつのことすっげー大好きで。そばにいたいって思う」
「……ん」
「でもな、陽乃。俺、そいつと同じくらいお前のことも大切なんだよ……。お前のそばにいたいとも思う。……自分勝手だよな、俺」
優くんは閉じていた目を開け、私を瞳に映すと、真剣な顔つきで私に言った。
「返事、ちゃんと考えるから。………少しだけ、待ってくれない?」
「うん……。待ってる」
正直、すごく嬉しかった。
だって、ちゃんと考えてくれるっていうことは、私も優くんと付き合える可能性があるっていうことだから。