Snow Love. ~大好きなキミへ~


私の心には、少しずつイライラが積もっていく。


別に、告白されたことにイライラしてるんじゃないの。


ただ、簡単に“好き”と言える彼にむかついた。


“人を好きになる”ということを簡単に思ってる彼にむかついたんだ。


「……私、好きな人がいるから」

「………っ、でも……」

「あなたみたいに軽い“好き”じゃない。大好きで大好きで、どうしようもなく会いたくなって。彼のこと、本気で大好きだから」

「………」

「私の気持ちは、変わらないよ」


誰になんと言われようが、可能性が1%でもある限り、私は諦めない。


それだけ、本気で優くんが好きなの。


「……行こ」


一言、光莉ちゃんに投げかけてから、私はまっすぐ歩きだした。


< 199 / 353 >

この作品をシェア

pagetop