【完】君ノート
【優 side】
新学期。
夏服のまま始まった二学期の最初の行事は体育祭ということで、
俺たちのクラスでは、誰が実行委員をするのかって話し合いで持ちきりだった。
校長の長話を聞いたあとってこともあり、みんなは早く帰りたそうだった。
「俺、優がいいと思いまーす」
しびれを切らした涼太がそんなことを言い出した。
「はっ!?」
ボーッとしていた俺は、思わず反応してしまう。
「じゃ、俺も推薦しまーす」
「俺もー」
「はーい。俺もー」
クラスみんなで俺を推薦してくるけど……
ただ面倒なだけだろ!!