【完】君ノート






「花音ちゃんは、三浦の優しさに甘えてるよ…。
もし、花音ちゃんの前から三浦がいなくなったらどうするの?

1人じゃ、何もできないんじゃない?」




さくら先輩の言うとおりだった。




私は優くんに甘えてたんだ。


知らないうちに。


困らせてたんだ。きっと。






私は…


1人でも平気にならなきゃ。

1人でもなにかできるようにならなきゃ。





強く…ならなきゃ。




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