【完】君ノート




「花音?」



私の突然の行動に、驚いてる優くん。




「いっぱい、名前呼ぶ。

この声が枯れるまで。

この声が届くまで。
何度でも呼ぶから……」





「うん。
んでさ、花音の想い。俺に伝えて」




私の想い…。






君に伝える。






この声で、



この音で、




ずっとずっと、これからも。







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