My sweet lover
私はもともと運動するのが好きだし、出かけるのも大好き。
その二つを低料金で実現するサイクリングに、短大の頃からずっとハマっている。
今日私が目指すのは、隣町の川沿いにある公園。片道10kmの旅だ。
車と並走しながら、徐々にスピードを上げていく。
抜けるように真っ青な空が綺麗で、私の心までサーッと晴れていくようだ。
やっぱり身体を動かすっていいな。
ストレスも発散出来るし、余計なことを考えなくていいもの。
すっかり気分が良くなった頃、目的地の公園へ到着した。
道路から繋がる小さな坂道を降りて芝生に自転車を停めると、近くにあったベンチに腰掛けた。
「はー、気持ちいい」
川から吹く心地良い風を感じながら、タオルで汗を拭ったその時だった。
ガシャンガシャンとものすごい音を立てて、坂道を降りてくる一台の自転車。
「わぁーーーっ」
叫び声を上げたその自転車の乗客は、そのまま自転車と一緒に芝生の上にドサッと転がり落ちてしまった。
「うわ、大変!」
一部始終を見ていた私は、慌ててその人のところへと駆け寄った。
その二つを低料金で実現するサイクリングに、短大の頃からずっとハマっている。
今日私が目指すのは、隣町の川沿いにある公園。片道10kmの旅だ。
車と並走しながら、徐々にスピードを上げていく。
抜けるように真っ青な空が綺麗で、私の心までサーッと晴れていくようだ。
やっぱり身体を動かすっていいな。
ストレスも発散出来るし、余計なことを考えなくていいもの。
すっかり気分が良くなった頃、目的地の公園へ到着した。
道路から繋がる小さな坂道を降りて芝生に自転車を停めると、近くにあったベンチに腰掛けた。
「はー、気持ちいい」
川から吹く心地良い風を感じながら、タオルで汗を拭ったその時だった。
ガシャンガシャンとものすごい音を立てて、坂道を降りてくる一台の自転車。
「わぁーーーっ」
叫び声を上げたその自転車の乗客は、そのまま自転車と一緒に芝生の上にドサッと転がり落ちてしまった。
「うわ、大変!」
一部始終を見ていた私は、慌ててその人のところへと駆け寄った。