鍵の付いた羽根たちに。Ⅰ
「俺は蒼龍。
王龍の総長だ。」
ボロボロの赤の狂犬に言った。
「蒼龍か…
姫はいねぇぜ…」
いない?
どういうことだ?
俺は知らないうちに怪訝な顔をしていたようで、
「お前らの姫は、
自分で逃げたしたよ。」
「どういうことですか?」
楓が問いかけた。
「俺らをやったのはts((ブォオオン!!」
いきなり赤の狂犬の声を遮るバイクの音がした。
そこいたのは、
世界一とも言われる族の"四天王"だった。
そして、
そのなかで一番威圧感がある奴はいった。
「此処で、
黒髪のロングの女を見なかったか。」
ロング?
誰だ?
そんな奴…
