わすれない…大好きだから。



『早く行こっ!』




『はいはい。ちょっとまって千沙。』




ががっっっ…




車がすごいスピードで突っ込んできた。




ばんっ…




気付いたときは見慣れない白い天井。




『……千沙……千沙……』




目の前には涙まみれの女の人。




それから、また意識を失った。



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