わすれない…大好きだから。


『くしゅんっ』



『風邪引くぞ、帰るか?』



『うん。』



と、言って俺の上着を肩からかけた。



『おかえりなさいませ。』



『ただいま。』



『ご心配をお掛けしました。』




『いえいえ。大丈夫ですよ。千沙様。




昔の翔太様の方が、肝を冷しましたよ』

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