【完】白衣とお菓子といたずらと
2ヶ月という期間は、短いようで、意外と長い物だったことがはっきりと分かった。
業務内容は2ヶ月程度では忘れないが、効率がものすごく悪くなっていて愕然とした。
今まで重複してこなしていた業務が、1つずつしか出来なくなっていた。
……早く、感覚を取りも出さないと。
焦る気持ちが強くなった。
今日から復帰だから仕方ないことは分かっている。けれどそれに甘えちゃいけない。
だたでさえ、急な入院での休職で迷惑をかけたんだ。これ以上迷惑はかけられない。
少し凹んで、そして頑張ろうと決意して、初日は終了した。
明日は、少し早く出勤して、もう一度仕事を確認しよう。
今日は俺に出来る事はこれといってなくて、定時から20分くらい過ぎた頃あがらせてもらった。
沈んだ気持ちでとぼとぼと更衣室へと向かうと、まだ早い時間だというのに先客がいた。
「……あっ、山下さん」
「本当だ、お疲れです」
「今日から復帰だったんですね」
……なんで、こいつらはいつも一緒なんだ。
今のテンションでは、こいつらに会いたくなかった。付き合いきれる自信がない。
「お疲れ様。あー、今日からだったんだよ」
目の前にいるのは、いつものリハビリ3人組。
「……お疲れみたいですね」
俺のテンションが低いのが伝わったらしく、池田が苦笑している。
「久しぶりの仕事だったからな、さすがに疲れた。慣れるまでもうしばらくかかりそうだよ」
これ以上触れるなという意味もこめて、疲れたという部分を強調した。
業務内容は2ヶ月程度では忘れないが、効率がものすごく悪くなっていて愕然とした。
今まで重複してこなしていた業務が、1つずつしか出来なくなっていた。
……早く、感覚を取りも出さないと。
焦る気持ちが強くなった。
今日から復帰だから仕方ないことは分かっている。けれどそれに甘えちゃいけない。
だたでさえ、急な入院での休職で迷惑をかけたんだ。これ以上迷惑はかけられない。
少し凹んで、そして頑張ろうと決意して、初日は終了した。
明日は、少し早く出勤して、もう一度仕事を確認しよう。
今日は俺に出来る事はこれといってなくて、定時から20分くらい過ぎた頃あがらせてもらった。
沈んだ気持ちでとぼとぼと更衣室へと向かうと、まだ早い時間だというのに先客がいた。
「……あっ、山下さん」
「本当だ、お疲れです」
「今日から復帰だったんですね」
……なんで、こいつらはいつも一緒なんだ。
今のテンションでは、こいつらに会いたくなかった。付き合いきれる自信がない。
「お疲れ様。あー、今日からだったんだよ」
目の前にいるのは、いつものリハビリ3人組。
「……お疲れみたいですね」
俺のテンションが低いのが伝わったらしく、池田が苦笑している。
「久しぶりの仕事だったからな、さすがに疲れた。慣れるまでもうしばらくかかりそうだよ」
これ以上触れるなという意味もこめて、疲れたという部分を強調した。