恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
「慶さんも、少なからず好意を持ってると、俺は思うんだよね。でも、あの人、結婚とかするタイプじゃないし、恋愛も興味ない感じだろ?どうにかして、妹とくっつかせたいんだけどさ」
私は、言葉を無くしてしまっていた。
カクテルの氷を口の中でなめていた。
慶次郎のお嫁さんとして、最高だと思う。
あの子。
将来、一緒に働けるし、慶次郎を支えてあげられる。
私は、彼を支えてあげられない。
私は、慶次郎の相手として
ふさわしく
ない。
そんな気がして、涙が溢れる。