恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
「お久しぶりです。真智さん」
「サトさんのお兄さんだったんですね~!言われてみるとよく似てますよね」
平常心を保ちつつ、サトさんとにこやかに話す私。
複雑そうな表情の慶次郎。
私が来るとは知らなかったのだろうか。
「どうして、真智さんがここにいるんですか?」
眉をひそめて、不機嫌そうな顔をする。
「私は、丈治君に誘われて」
「ああ、そういうことですか」
敬語で話す慶次郎は、私と目を合わせてはくれなかった。