恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
「丈治は、真智さんを狙っているんじゃないかな」
「え?」
それは私もわかっている。
わかっていて、今日こうして会うなんて、間違っていたんだよ。
慶次郎に会いたいなら、ふたりで会うべきだった。
「モニカと、付き合うの?」
私も質問した。
笑顔が引きつる。
「そんなわけないじゃないですか。はは」
慶次郎はそう言って笑ったけれど、きっと昨夜何かがあったはずだ。
モニカが恋に落ちてしまうような何かがあったんじゃない?
「いろいろ話したいことはあるけど、また今度話そう」
丈治君が近付いてきたので、慶次郎はそう言って私から離れた。