暗闇の中にいる私。
白虎の病院…。

希望「久しぶりです。信也さん。」

信也「白虎以外で初めて呼んだな。」

希望「怒ってないんですか?」

信也「怒るね。怒ってはねえ。だってよ、あのアゲハ蝶にいる奴は必ず闇をもってる。暴れるのも無理ないからな。」

希望「大人ですね。」

信也「希望は、いとこだからな。妹にやられた兄貴としか、思ってねえからよ。」

希望「来也には、私といとこってこと言ってあるんですか?」

信也「ない。サプライズの方が面白いだろ?」

希望「相変わらずですね。」

バタン!

来也「希望!」

信也「来也。希望には、手を出してないから、安心しろ。」

太陽「信也さん。大丈夫なんですか?」

信也「ああ。妹にやられた兄貴だし。」

希望以外「えっ?」

信也「希望。いとこだし。」

竜と希望以外「えっーーーーー!」

希望「信也さん。優しいから、許してくれた。」

信也「みんなが、いるから、言っとく。俺が総長の時の世界No.6の総長が、希望を探してる。希望の強さを諦めきれなかったみたいだ。そのうち、奪いに来る。みんな、覚悟しておけ。」

太陽「希望は、何が何でも、守ります。」








そんな、幸せが長く続くわけがなかったのです。


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