意地悪なキミに、スキをあげる。




「「?!」」

「うそっ?! ほんとに?!」




そう言われて、朝陽さんはニコッと微笑んだ。




驚かなかったのは、あたしと祐希奈とアヤだけで


クラス中の女子も男子も、みんなが驚いた顔をしてた。




『ロリコン?ロリコン?』ってヒソヒソ聞こえてきて


それを聞こえないフリしてる朝陽さんが少しかわいそうに見えた。




「うぉ〜い、そろそろ出席終わったか〜?」




教室の隅でパイプ椅子に座って

居眠りをしていた先生が寝ぼけながら立ち上がった。




よかった…。

もう質問タイムないよね。




「久遠せんせー担当教科言った?」

「あっ、一応担当教科は数学です」




す、う学……………??



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