意地悪なキミに、スキをあげる。
頭にポンッと手を置いて、心の中で言ってみ?と呟いてみる。
一瞬静かになった空間で、あおが言いづらそうに口を開いた。
「ぁ…、ご飯は、彼女が作るものだと…思うし…」
「……」
「朝陽さんお仕事帰りだしっ、疲れてるだろうしっ……」
だんだん真っ赤になっていくあおの小さな顔を、手のひらで優しく包んだ。
バカだなこいつ。
でもすげー可愛いから、俺のキャラじゃないけど優しくしたくなる。
こんなの、あおに出会ってから初めて知ったんだぞ。
ほんと、バカだよ。