ニコイチ。
04,思い出
早乙女邸からの帰り道。
「あれ?竜之亮くん?」
後ろから呼び止められた。
「はい?」
後ろを見ると、そこには俺と同い年くらいの女の子が立っていた。
「やっぱり!」
「は、はい?」
何だろう。見覚えがあるような、無いような…。
「ほら、忘れたの?小3まで一緒だった千華だよ!」
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