もう止まれない・・・・戻れない
私の目に映って来たのは見たことのないきれいな男の子だった。
鼻筋が通ってて、肌が白くて、でも首は太い。
女の子みたいな顔・・・
「江川幸子(えがわさちこ)です。私の息子の涼(りょう)です」
涼って言うんだ
すごくきれいな女の人・・・
お父さんはこんな人とどこで会ったんだろう
髪が長くて、お父さんが好きそうな顔
「いいから、上がれ」
お父さんが言った
「おじゃまします」
私はその時、男の子と目が合った
私は恥ずかしくて、目を逸らしてしまった
玄関から足早に離れ、飲み物の用意をした
飲み物をテーブルに置くと、すぐ椅子に座った
私の向い合せの席には涼っていう男の子・・・
涼・・・・
涼・・・・