大好きで大嫌い 《完》

*side kasumi

♡SIDE KASUMI♡



「ん・・愁ちゃん?」


「おはよう。」


「おはよう」


あたりを見回す。


そっか、私、昨日愁ちゃんと


考えるだけで顔が赤くなるのがわかった。


「霞今エロい事考えてるでしょ。」


ニヤニヤしながら私の頬を突っつく。


「か、考えてないもんっ!」


恥ずかしくてシーツの下に潜った。


「霞は嘘が下手な。」



一緒に潜って来た愁ちゃんがいたずらに笑う。


「そんな可愛い顔するとまた襲っちゃうよ。」


「お、襲う?!」


「うーそ。」


優しく触れるだけのキスをしてきた。


「愛してるよ、霞。」


「私の方が愁ちゃんの事を愛してるもん。」


「そー?試してみる?」


私の首筋をなぞる。


「いいですぅ!!」

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