俺の腐的な日常

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「ねー、取れた?」

「「後ちょっと」、だろ?」

瑞樹の声と、瑞樹のマネをした輝の声が重なる。
してやったり、という顔を瑞樹に向ける輝。


「俺、そろそろ帰りたいんだけどー。」

外はもう真っ暗。あれから結構時間たったぞ。
つかこの後用事あるし。


帰りに郵便局行って
バスケのゲームとUFOキャッチャーで
ゲットした、このフィギュアやらぬいぐるみやらを郵送してしまいたい。
邪魔だし。今回もなかなかの収入だ。

ツイッ●ー様、ありがとう。


「俺が取ろうかー?」

「…ん゛ー。」

「瑞樹は自分で取りたいんだろ?」

「んなこと、分かってるから。
とりあえず、輝は金いれろ。」

「俺、カツアゲされてるようなもんじゃね?」

「入れて?輝。」

「はいはい。入れるから。」

なにこの違い。
ていうか…ナニを入れるの、と聞きたい。
こいつらやっぱデキてんのか。
その上でこいつらワザと言ってんのか。
俺、試されちゃってる?


「聡?」

いかんいかん。

「瑞樹はボタンに手置いて。
俺がその上から操作するから。」

それならいいだろう。

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